アイある暮らし

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実はすでにアナタの暮らしに入り込んでいるAI 10例 (前編)

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 車の自動運転やがんの早期発見など、その用途がハイレベルで今の生活にはまだまだ無縁のイメージが強いAIですが、実はもう生活の隅々まで浸透しつつあります。

 今回はそんなすでに貴方のそばにあるAIを紹介みたいと思います。

 

1.ロボット掃除機

 アメリカのiRobot社が開発したルンバを皮切りに、今や国内で流通している全掃除機の5%のシェアを占めていて、今後もさらに伸びていくと予想されています。

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 ロボットといってもすべてのこのタイプの掃除機が人工知能を搭載しているわけではなく、決まった動き、あるいは無作為に動き回るだけのものも多くあるようです。

 いっぽう人工知能を搭載したタイプの掃除機はセンサーで集めた情報を元に判断して最適な動きをするようになっています。

 我が家では毎週日曜日の朝、家中に掃除機をかけるのが私の役目になっていますが、ロボット掃除機に仕事を奪われる日を心待ちにしています。

 


2.ショッピングサイトの「この商品を買った人はこんな商品も買っています。」

 Amazon.comに代表されるショッピングサイトでは各商品の詳細ページ内に、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」というお決まりのコーナーがあり、実に絶妙なセレクトで類似あるいは関連商品を勧めてきます。

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 さらには、「よく一緒に購入されている商品」などと提案してくれ、セット購入しないと当商品のユーザーとしてはまだまだ中途半端な部類になるのではないかという強迫観念を抱かせるようなお勧めを行い、巧みに購買欲求を刺激してくる始末です。

 

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 これらすべてレコメンドとかリコメンドとかいわれる(日本語でrecommendを発音するとどっちにも聞こえるので2つの言い方が流通してしまっているだけ)機能で、一種の人工知能(統計から導き出した傾向の自動提示)の働きによるものです。

 Amazonでは創業当初、人力で書評と関連書籍のお勧めを行っていたようですが、あるとき実験的に統計から導き出した購入傾向の結果を自動提示するようにしてから、売り上げが飛躍的に上がったことから、これを継続的採用するようになったとのことです。

 実際私もこの人工知能のアルゴリズムによって手玉に取られ、消化不良の書籍が家の本棚に溢れかえりつつあります。最近は少しだけ自制心を身に着けたものの、今度は欲しいものリストが増える一方という症状が新たに発現しています( ;∀;)。

 


3.Facebookの「友達かも・・」

 2008年のFacebook日本上陸当初、会員登録してプロフィールを設定したとたん、もう会うこともないであろう若かりしころの友人、恩師、先輩、後輩の名前が次々に出てきて、「おおすげぇ!」と嬉しくなって次々に友達申請していったと同時に、「なんでわかるんだろう?」と若干気持ち悪い思いをした方も少なくないのではないでしょうか?

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 これもレコメンドの一種で、自分のプロフィールをもとに統計上つながりがある可能性が高い人々をお勧め商品と同じく表示しているにすぎません。Facebookに提案された友達候補が実際に友達申請されていくと、それらは【正解】と認識され、さらに精度があがり、他の同級生への友達候補提案に活かされていくことになります。

 このおかげでもう一生話すことも会うこともなかったであろう過去の人々と再び絆を取り戻せたのではないでしょうか?一時、元カレ元カノと不倫する既婚者が増えて問題(?)になったこともありましたが。。。

 


4.Web広告

 電化製品や車、マンションなど、買い物の規模が大きくなればなるほど、慎重に検討を重ねたくなるのが人の常というものです。昨今では、検討を重ねるにあたってはネットを利用するのが常套手段でしょう。電化製品なら価格.comやAmazon、車を買うならカーセンサーやカービュー、といった具合にその用途に適したサイトを血マナコになって比較検討をされると思います。

 そういう検討を始めたあたりから、やたらとネット上の広告に車やマンションといった自分の探しているカテゴリの広告が出てくるようなった経験をお持ちの方も多いと思います。これもまた「なんでわかるの。。。?」「どこで見てるの、気持ち悪い」などと思いつつ、ついつい興味の強い内容なのでバナーをクリックしてしまうでしょう。

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 これもまたくどいようですがレコメンドの一種で、Cookieと呼ばれるブラウザ内に記録された閲覧履歴からWeb広告会社のシステムがその人に最適な広告を選別し、提供する仕組みとなっています。バックで動いているお勧めエンジンは過去の不特定多数のユーザーの行動パターンを分析、その結果として個々の人に最適で効果を上げやすい広告バナーを判断して表示するという、人工知能的な働きがここにも働いています。

 
5.迷惑メールフィルター

 ここまでの上記3つはどれもレコメンド方式の応用でしたが、迷惑メールフィルターという、少し毛色の違った人工知能の使い道もご紹介します。

 最近のプロバイダーやWebメールシステム(GmailやYahooメール)では、迷惑メールの可能性が高いと判断されたものは自動でブロックされてユーザーに届かない配慮がされれていたり、迷惑メールフォルダに自動で入れられたりという機能を有しているものが少なくありません。

 この【可能性が高いと判断】する際にやはり人工知能の一種が利用されており、迷惑メールの横行で一時は破たんしかけたメールという仕組みを現在まで存続させてくれています。

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 この迷惑メールフィルターの仕組みは概していうと、メールの題名や本文に含まれる単語の種類や使用頻度から、過去に迷惑メールと判断された傾向に近いものを迷惑メールフォルダに自動で移動させるというものになります。また、特に迷惑メールの判別には、世界共通で利用されている迷惑メールドメインのブラックリストに含まれていないか?なども一つの参考とされて判断基準となっていたりもします。

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 含まれる単語の種類や頻度から分類するという技術を利用すると、迷惑メールだけでなく、普通のメールも内容によってある程度分類ができます。Gmailをご利用の方はお馴染みの機能かと思います。

  

 【すでにアナタの暮らしに入り込んでいるAI 10例】は前編後編に分かれています。

でも引き続き5つ、解説を加えつつ紹介していきます。


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